診療科のご案内
一般内科
院長 長山直弘
医師 坂本匡一
すべての内科疾患を診療できるように心がけていますが、現実には糖尿病、高脂血症、高血圧、狭心症などの生活習慣病、感冒、気管支炎、喘息などの呼吸器疾患、甲状腺機能低下症などの内分泌疾患、痛風・高尿酸血症などの代謝性疾患が多いです。
他病院に定期通院しながら、臨時の病気について当院を利用される方もおられます。また、各種の健診も行っています。親身な診療をモットーとしています。
禁煙外来(毎週月・木予約制)
※当面休止としていた禁煙外来は、ニコチンパッチ(商品名:ニコチネルTTS)の供給再開により、再開させて頂いております。(ただしチャンピックスの処方はまだ出来ません)
院長 長山直弘
禁煙を希望される方のサポートをしています。喫煙は薬物依存の1つであり、ながく喫煙されてきた人にとってそれを止めることは難しいことです。しかし禁煙に成功された方々は皆さんすっきりした表情をなさり、禁煙して良かったと仰います。
禁煙に関して最も大切なことは、ご自身が禁煙したいと思われることです。そうすると既に半分以上は成功です。と言いますのは、当院における禁煙成功率は50%ですが、それは薬さえ内服すれば余り努力しなくて禁煙できると思って始める人も含んでいるからです。この方達が禁煙に成功するのは難しいです.
薬は強力な助っ人になります。典型的な処方例は以下の通りで、3か月で禁煙できます。
(例)チャンピックス錠
- 第1-3日目1回 0.5mg 1日1回食後
- 第4-7日目1回 0.5mg 1日2回朝夕食後
- 第8日目以降1回1.0mg 1日2回朝夕食後(合計12週間)
バレニクリン(商品名:チャンピックス)はニコチン依存の形成に関係するα4β2ニコチン受容体に作用して効果を発揮する薬です。禁煙を希望されている皆さまのご受診をお待ちしています。
神経内科
副院長 三谷和子
神経内科は三谷和子(常勤)、岡部颯(非常勤・東京大学脳神経内科)、津田篤志(非常勤・東京大学脳神経内科)、皆川栄子(非常勤)の4人で診療にあたります。
脳血管障害、パーキンソン症候群、脊髄小脳変性症、認知症、脊椎管狭窄症、末梢神経障害などの診療を行います。頭痛・めまい、歩行障害、手足のふるえ、しびれ、ろれつが 回らない、一過性の意識障害、物忘れなどの診察を行います。CT検査はできますが、精査が必要な場合は、連携病院に紹介いたします 。
認知症・もの忘れ外来
副院長 三谷和子
1)「認知症」の対象疾患
- アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症、血管性認知症、その他の神経疾患
- 内科疾患に伴う認知機能低下 甲状腺機能低下症、糖尿病、栄養障害、飲酒に伴うビタミン欠乏症、 薬物によるものなど
- 脳外科疾患に伴う認知機能障害 正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫など
2)問診・診断、長谷川式簡易知的機能検査、頭部CT検査、血液検査などによる診療を行います。当院での治療のほか、必要に応じて連携病院に紹介いたします。
認知症の診断と治療を行なっている医療機関(専門医療機関)
診療科名:神経内科・認知症外来
診療日・時間:
月・火・水:8:30〜11:30
月〜金:13:00〜16:00
循環器内科
副院長 三谷健一
医師 橘 貴大
循環器内科は、狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症、心不全、不整脈などの心疾患、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病、動脈硬化症、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病の治療を行っております。
我が国において、食生活の欧米化、運動不足等により、肥満、高血糖、高コレステロール血症、高トリグリセリド(中性脂肪)血症が増加しています。このような病態に加えて、高血圧症の合併は心筋梗塞や脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)発症の危険性が急速に高まります。そこで当院循環器内科外来では、疾患の治療だけではなく、生活習慣の是正という意味での栄養指導(食事指導)、健康診断(特定健診)の励行などを積極的に行っております。
検査設備としては、胸部レントゲン、心電図、24時間心電図(ホルター心電図)があります。
消化器内科
医師 上村慎也
消化器内科は毎週水曜日に、外来診療を行っております。日本大学医学部附属病院消化器肝臓内科に在籍する医師が診療を担当しております。
午前中は上部消化管内視鏡検査(経鼻内視鏡)、腹部超音波検査および外来診療を行い、午後は外来診療を行っております。他、ヘリコバクターピロリ検査なども行っております。
必要時には日本大学附属病院他、連携している病院に紹介させていただきます。毎日の生活の中で気になる消化器症状がございましたら、お気軽に受診してください。
画像をクリックするとPDFをご覧いただけます。
皮膚科
医師 木村 真衣、宮川総一郎
皮膚科の診療は毎週火・金曜日の午前9:00から11:30までです。
診察は杏林大学医学部付属病院皮膚科に在籍する医師が担当し、外来の方と病棟及び老健施設からの依頼の方を対象としています。
大半の方が高齢者で、多い疾患は湿疹、接触皮膚炎(かぶれ)、白癬(みずむし、たむし、爪水虫など)など、若い方ではアトピー性皮膚炎や尋常性ざ瘡(にきび)、蕁麻疹などで来院されます。また夏になると汗疹(あせも)や膿痂疹(とびひ)が、冬には乾燥性の湿疹が多くなるなど季節によって皮膚のトラブルも様々に変化していきます。
手術は行っておりませんが、たこやうおの目の治療、いぼの液体窒素療法は行っています。また主に入院の方を対象に褥瘡について月1回経過観察を行っています。
上記などのほか、数は多くありませんが尋常性乾癬や水疱性類天疱瘡など、長期間治療を続けなければならないものもあります。気になる皮膚の症状がありましたら、一度ご相談ください。
リハビリテーション科(休診中)
外来リハ科は運動器リハビリ医の診察のもと、検査と治療をおこなっています。
高齢者の基礎的な問題としては、日本老人医学会により近頃提唱された「フレイ
ル」という状態があります。これは海外の老年医学の分野で使用されている
「Frailty(フレイルティ)」に対する日本語訳です。「Frailty」を日本語に訳す
と「虚弱」や「老衰」「脆弱」などになります。心身の活力(運動機能や認知機
能等)が低下し、生活機能に影響を及ぼしている状態のことです。
でもご安心ください。「フレイル」は適切な治療や介護支援により生活機能の維
持向上が可能な状態に回復するものです。運動器リハビリ医に気軽にご相談くだ
さい。
薬局
人口動態の変化に伴い、病院の態勢が急性期病院から療養型病院に、治療から療養に変化してきています。これによって薬局の業務内容が変化しました。
薬局は「明るく 楽しく 確実に」をモットーに新たな薬剤業務に取り組んでいます。この新たな薬剤業務を行っていくには労力と時間がかかります。
患者さんのQOLを高め、薬を理解するために持参薬をチェックしています。医師の治療方針を理解するために病棟カンファレンスに参加しています。また、チーム医療の一員として感染対策、褥瘡対策、医療安全、医薬品安全等に参加して病院の機能を高める活動を行っています。
栄養科
雛祭りのお祝い膳
献立)ちらし寿司・あさりの清汁・シューマイ・春菊と小松菜のピーナツ和え・甘酢しょうが・桜のロールケーキ